青二歳

肉の青二歳のレビュー・感想・評価

(1976年製作の映画)
4.5
ワイズマンのドキュメンタリーフィルムに強く惹かれる。どこが違うの?と聞かれてもなんと答えて良いか分からない。
"meat"の題名通り牧場・屠殺工場から消費者へ届くまでのシステマティックな過程を延々と写す。ラストは梱包出荷まで、屠殺工程の長いこと。牛豚羊…ひたすら殺し血抜きをし、解体し皮を剥ぎ、部位ごとに切断し、余った肉はミンチにし、計量し、パッキングする。

改めて"いただきます"という言葉を大切にしたくなる。ベジタリアンになんかなりません、いただきますの言葉を大切にしたい。
…でも供養するシーンはありませんでした。日本だとそういう塚が近くにあるはずなんですが。

鑑賞環境はとても悪かったが(レールの取替えはいいとして)上映感謝。
青二歳

青二歳