kime

富江のkimeのレビュー・感想・評価

富江(1999年製作の映画)
5.0
ごめんなさい、ATB級に好きなホラー映画かもしれないです。(何に謝ってんだ...)

ここまで純粋なJホラー見たことない。何をJホラーに求めているかは、人それぞれで十人十色といったところでしょうが、個人的にはその求める要素(?)というか雰囲気がすべてつまってました。
もうね、よくわからないんです。最初から最後まで。
これは原作読んでないと、富江という存在が何かわからないんで最後までポカーンとしてしまうかも。
でもですよ、不気味な雰囲気やBGM、それに加えて前衛的な描写効果などななど、自分のツボを全て押さえていてかなり好きです。(全体的に曇り空多めなのもよかった!)
富江も途中まで顔を出さないのもよかったし、出したら出したでこれまあ魅力的で、よかったなあ....
自分はJホラーには徹底的な人間関係を崩壊させるのが一つの特徴だとおもっいて、富江に狂わされる、もとい狂っていく様はもろにJホラーといった感じでした。
今の感じからすると熱くなっているので呪怨よりも好きなんですが、自分も富江に狂わされましたね。
ここまで徹底したJホラーなので、もちろん万人には勧められません(評価もあんまりよくないみたいですね笑)
Jホラーのいいところも悪いところも全てつまっています。
ただ、自分は好きでした!
kime

kime