まさにツタヤ発掘良品という印象の作品。
名作!と両手をあげて賞するほどではなくとも、魅力がじわじわと上がってくる作品。
西部劇の中でも登場人物の設定が結構異色ではないだろうか。
名無しの騎兵隊員複数名にもかなり見せ場というか、セリフこそなけれ出番ががあったのも好きなポイント。
適当に消えていくモブ兵士ではなく、名無しでも一人一人しっかりと戦死者として退場していくのは珍しく思う。
当時の立場的にどういった立ち位置なのだろうと興味深く思ったのは黒人馬調教師。
しっかりした格好良さがあるのだが、この頃の映画として黒人かつ騎兵隊員ではなく、という立場でこのキャラクターというのは何か意図があったのだろうか(単に好みだったならそれはそれで良い)。
時々見返したくなる魅力のある作品だった。