シリーズ第二作。
悪夢の主フレディが前作同様の恐怖を振り撒く……を期待はあまりしてはいけない。
夢が現実かわからない状態で標的を惨殺するという前作の持ち味が正直なところ死んでしまっている。
それでもフレディのホラーのカリスマ的オーラは健在。
今作は乗り移りを駆使して人々を恐怖に陥れる。
ただでは死なないというか消えないフレディの執念深さは健在。
わざわざほぼ無敵状態であるはずの夢の中から出ずっぱりで活躍する意味はよくわからないが、ホラー作品のメイン恐怖役たちの中ではやはり最もこいつには勝てねえと思わせられる魅力がある。