久しぶりの再鑑賞。マシュー・ヴォーン監督2011年作品。ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー主演。主人公はマグニートーとプロフェッサーX。物語は1962年のキューバ危機を背景として後のプロフェッサーXとマグニートーが決別するまでの過程が詳しく描かれている。。初期3部作の前日譚で時系列ではシリーズ中最初のストーリーになる。
初期3部作のモノトーンの演出と脚本が一気に華やかにカラフルになったような印象だろうか。さすがマシュー・ヴォーン監督は群像劇の演出が上手い!どのキャラクターも立っていて心地のいい弾け具合だ。特にジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコンの3人のハマり方は見事だ。アクションシーンもモダンで爽快。
原案とプロデューサーをブライアン・シンガーが締めているので、バランスのとれた観易い作品と言えそうだ。キングスマンが苦手な人でもこの作品は楽しめるかも知れない。
私的にはX-MENシーリーズはこのタッチで続けて欲しかった。好きな一本。