Dune: Part Two：ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、脚本、製作、ジョン・スペイツ、エリック・ロス脚本、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、オースティン・バトラー出演、ハンス・ジマー音楽、グリーグ・フレイザー撮影、2024年作品。
久しぶりの劇場鑑賞。ＩＭＡＸレーザーにて。
殆ど劇場鑑賞が出来ない現状もあり、ノーラン監督のアカデミー賞総なめに近いあの作品と迷ったが、「テネット」への若干の苛立ちとノーランさん人物を深く描く監督のイメージが湧かず、今年の前半はこの「Duneパート2」に決めて臨んだ。
ＩＭＡＸレーザーの迫力ある大画面で最高の音響で楽しめたのは良かったと思う。序盤はそのアーティスティクな世界観にかなりの感激だった(笑)この体験は劇場ならでは(笑)アッサリと王道の物語を追いつつ精神的に緊迫感の途切れない演出は独特だ。後半はけっこう飽きた部分もあった気がするが・・・・。
3時間近い尺の殆どが砂漠で、緩やかなホッコリエピソードなんかも全くないので、全体的な重たさも相まって疲れてしまった(苦笑)あと物語も古典過ぎてSFを観ているとはとても思えなかったのも正直なところ。
ここ数十年の現実を振り返っても人間が未来に対して変化を求めていないとも思われるが、まさか西暦10191年になって他の惑星に行っても、こんな事をしているのかと思うと呆れるばかりだろうか(苦笑)
バトルシーンも多々あるが、あえて詳しく書かないがあまり好みではなかったし・・・。寝る暇は無いが時間が長く感じたし・・・。乗り物や建築、インテリア、衣装など楽しめる部分も多いと思う。一緒に観た奥さんはティモシー・シャラメしか楽しみが無かったとか(苦笑)
個人的に世間の評判とは少しズレるかも知れないがパート1の方が好みだったかな。2部構成の発表だったのに何故？？3もあれば観るけど配信だろうか。ともあれドゥニ・ヴィルヌーヴのSF作品をＩＭＡＸレーザー体験出来たことは最高に良かったと思う。
