囚人13号

パジャマゲームの囚人13号のレビュー・感想・評価

パジャマゲーム(1957年製作の映画)
3.7
マングラーからの流れで観たパジャマ映画、しかし物語は労組と権威の衝突で生じるロマンスという社会派。
アステアやエリノア・パウエルといった個人至上主義からバークレーのモブミュージカルが復権しつつあった50年代、しかしフォッシーはスタジオからも飛び出して『ウエスト・サイド物語』など新世代との接続を担う。等間隔に並ばせて動作がシンクロするアルゴリズム、前衛的なライティングや倍速など自由自在で楽しい。
囚人13号

囚人13号