Xでおすすめ的に流れてきたので
鑑賞してみましたが
意外と言っては失礼だけど、良かった。
今でもアメリカでこうした
日時に根差した小品がきちんと丁寧に
作られていることに多少ホッとしました。
と同時に、ほんの少し前までなら
これくらいの作品でもミニシアターで
細々とでも上映していたのになとも
思いました。
舞台設定は1999年で
主人公のおばあちゃん
(娘が10代で出産したため
おばあちゃんという年齢でもないが)
が、しきりに2000年問題を
気にしているのが今だと笑える。
つまり僕らは未来に悲観的すぎるのかも。
1999年の時点で自分は
すでにすっかりCDコレクターであり
MDで好きな曲をまとめることすら
もう通り過ぎていたかもしれない。
MDで編集することに
カセットテープでダビング編集するほど
熱中しなかったのは何故なんだろう。
この作品を見たきっかけは
作品の中で日本のブルーハーツの
リンダリンダが取り上げられているから
なんだっんだけど
途中でブライアン・フェリー率いる
ロキシーミュージックの
more than thisが流れてきて
なんだか嬉しくなって
さらにキーソングとしてクライマックスで
dancing in the moonlightが流れて
さらに嬉しくなりました。
この曲のオリジナルは1973年発表で
1999年にはTOPLOADERがカバーして
大ヒットしています。
当時僕も気に入ってリピートして
聴いていました。
おばあちゃんの思い出の曲であり
主人公世代にも響く、
2人が心を通わせるに相応しい選曲でした。