詭弁の映画。
ただそれをあえて見せるための映画。
凋落するフジテレビへの脚本・監督さんの
最後通告だったのかもね、今にして思えば。
テレビ局が作った自己批判的に
テレビやワイドショーの存在意義を問う的な
作品なんだけれど
なんだか言い訳じみているところからは
突き抜けなかった感じ。
だってワイドショーなんてくだらなくて
いらないんだもの。
時計代わりのBGMとしてすら
不快なんだもの。
そこに存在意義を見出せるなら
よっぽど正規の報道までもが腐ってる
ってことだよ。
ワイドショーの連中は結局
数字や面白いものが映せた、
流せたしか関心がなく
それを電波に乗せて流すために
姿の見えない視聴者というものを
都合よく利用しているだけ。
みんなくだらないと思いながら
闘うだとかそんな言い訳を
無理やりくっつけずに
ワイドショーみたいなものは
すっぱりやめたらいいのにね。
視聴者が求めるとか視聴者のためとか
いい迷惑。視聴者というものだって
何の社会的な責任感なんて
もって見てなんかいないんだから。
結局立てこもり事件のことなんか
逮捕されたら映画の脚本になんか
全くでてこないんだから。
事件とかそんなのどうでもいいんだよ。
