ばあばちゃん

死刑台のメロディのばあばちゃんのレビュー・感想・評価

死刑台のメロディ(1971年製作の映画)
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1920年にアメリカで実際に起った、サッコとバンゼッティ事件の人種的・思想的偏見に満ちた裁判を忠実に映画化。

イタリア移民の労働問題が叫ばれていたボストン。靴屋のニコラ・サッコと魚行商人のバルトロメオ・ヴァンゼッティは密告により逮捕された。二人はまったく身に覚えがないにも関わらず、次々と提示される証言や証拠は彼らが犯人である事を指し示していた。やがて裁判が開かれ二人には有罪の判決が下される…。

スケープゴート…アメリカの汚点。

E・モリコーネの哀しみに満ちたメロディ….テーマ曲の“サッコとバンゼッティのバラード”と“勝利の讃歌”を、ジョーン・バエズが担当。