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死刑台のメロディのbirichinaのレビュー・感想・評価

死刑台のメロディ(1971年製作の映画)
3.5
1920年代に米国であったイタリア移民冤罪事件を映画化。すでに死刑は執行されたけれど、この映画の影響で50年後に判決が覆ったという歴史的な意義のある作品。
当時の社会派アメリカ市民の再審要求デモのドキュメンタリー映像も挿入されていて、実話であることがヒシヒシと伝わる。
ただ、米国が舞台なのに米国人役の人までイタリア語でしゃべるので、どうしても違和感を感じてしまった。(その分マイナス5点)

元々は俳優だった監督のジュリアーノ・モンタルドは、2016年に「君のほしいものすべて」に老詩人役で主演している。
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