父と娘の確執、死へと向かう主人公という点ではザ・ホエールと同じなんだけどそこまでの衝撃はなかった。
やるせない物語ではあるけど不思議と悲壮感はない。
それしかないよね、としか言えない。
プロレスをしなければランディは生きられる。
でも人生を捧げたプロレスを諦めることは彼にとっての死ではないのか?
プロレス以外何も持っていない彼があの選択をすることもリングの上で死ねることもランディにとってはこの上ない幸せなんだと思う。
だから悲しさよりも良かったねと言う気持ちの方が強かった。
飛んで終わるところもザ・ホエールと同じだなあ。