公開時に観ているはずなのに内容を全く覚えていなかった。観ていなかったのかも。
人間が造ったアンドロイドが脅威になり、その脅威を必至に駆逐する話。
地球の斜陽感がいい。薄暗く猥雑でジメジメ。人間が地球を住みにくい環境にしてしまい、宇宙開拓で奴隷として使っていたアンドロイドに反乱を起こされそうになっている。
人工知能を暴走させない安全装置として寿命を採用したのと、人口知能が感情を持つようになる、というのがミソなんだろうなあ。あと、過酷な肉体労働に従事させているっていうのも。
何かをなぞっている感じがする。
地球に来たレプリカントの人数が合わないなどアラがいろいろあるのもご愛嬌。ただ、空飛ぶ自動車の垂直噴射が横風に流されているのには「もっと頑張れ!」ってなった。