あきしげ

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版のあきしげのレビュー・感想・評価

3.5
久しぶりにここで軽くレビューを。

このディレクターズ・カット版は1992年にリドリー・スコット監督がワーナー・ブラザースが交渉して編集してもらったらしい。

より映像や音声のクォリティーが上がっているのが『ファイナル・カット版』になるのか。

今回はディレクターズ・カット版を鑑賞したが、新たなSF映画の領域を広げた作品だと言われています。

ハッキリ言って、個人的に面白いと思った作品じゃないが、あらゆる映画関係者が影響を受けた意味では、本作はSF映画を語る上で外せない。

弱い主人公、魅力的な悪役、そこにリドリー・スコット監督のゴチャゴチャした未来世界、なぜか多用される日本語などなど。

当時は酷評され、主演のハリソン・フォードも長年黒歴史としていた作品ですが、後年ご存じの通り、カルト的な人気からSF映画の金字塔と言われるまで評価が高まっています。

やはり、自分の目で確かめないと分からないでしょう。

改めて書きますが、個人的には面白いとは思わない作品です。

本作はエンターテイメント性よりも、他方に与えた影響の大きさや哲学、考えさせる内容を加味すれば、傑作と言える作品でしょう。

続編も話題になりましたし、今が旬のSF映画だろう。
あきしげ

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