よーすけカサブランカス

ゾンビランドのよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

ゾンビランド(2009年製作の映画)
3.8
最初のモノローグの「ここはもうアメリカではない。ゾンビランドだ」というセリフはふざけてるわけでもなんでもなく本当に新たな国を再建しようとしているのだと見ていくうちに分かってくる。主人公が述べるルールは勿論新たな合衆国憲法である。そして彼らはハリウッドの歴史すら抹殺?してしまうわけだが、主人公は最後自ら定めた憲法を破り、新たな「家族」を守る。つまりこれまでのアメリカへ回帰するわけだが、ただ先住民の雑貨屋を破壊する場面の無邪気さの裏にあるものも決しては見逃してはならないように思う。