ドナウ

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-のドナウのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

どう考えても好みの作風なのにどうしても入り込めないブレッソン監督。バルタザール、田舎司祭に続いて三作目、やっと面白いと思えた…と言ってもブレッソンだから良かった、というよりもサスペンスとして面白かったという感じでスリリングな脱獄と抑えた演出が噛み合ってたのかな?逆にタル・ベーラとクライムサスペンスは合わないなぁと倫敦から来た男を見て思った。敬虔だからこそ芽生える信仰への疑念や葛藤はベルイマンを彷彿とさせる。細部は違っても穴と同じく張り詰めた緊張感が凄くて一時も目を離せない。
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