ロメロのゾンビ映画の最高傑作と名高い作品ですね。
すでにゾンビがうじゃうじゃいる世界。
アパートでの銃撃戦。いきなりの地獄絵図スタート。もうインパクトが凄い。
ここで登場するゾンビたちは白塗りならぬ灰塗りゾンビです。
混乱するテレビ局から脱出すべく、局員のスティーブンとフラン、途中合流したSWAT隊員のロジャー&ピーターの4人はヘリで飛び立ち、お約束のショッピングモールへと辿り着く。
(広い駐車場に無数のゾンビがノロノロ歩く上空からの映像。お約束ですけど、やっぱりテンション上がります)
ショッピングモールに籠城を決め込んだ4人は豊富な物資を独占、好きなもの食って飲んで、好きな服で着飾って、浮かれまくりのテンションMAX。
後の強盗団との対決もそうですが、結局人間の話なんだなって。
冒頭でのフランの会話であった、
「死人の勝ちさ」「人間の自滅よ」
ロメロさんらしい皮肉たっぷりの傑作でした。時間はちょっと長過ぎだけど。笑
最後に
印象に残ったシーンをいくつか。
ヘリの給油で立ち寄ったシーン。
ここでのゾンビ頭ヘリプロペラでスパッは好きなシーンです。お見事。
ショッピングモールのシーン、ノリノリの音楽も相まってどこかコミカル。
ピーターの「トラックは苦手だ」発言。
館内放送のキャンティもだけど、前作を思い出したの自分だけ?
途中乱入してきた強盗団。
よくバイクでゾンビたちから生き延びてきたよな。笑
そして個人的にとっても嬉しいトム・サヴィーニの登場。
なんか演者としてのトム・サヴィーニ見つけると何故かニヤニヤしちゃう。