ワルキューレのせっのネタバレレビュー・内容・結末

英雄として死ぬか戦争犯罪人として死ぬか。
ヒトラーとシュタウフェンベルク大佐の攻防が、結局色んな関係者がどちらに着くかにかかっていて、寝返る人も多そうなのに意外と上手くいかないのがいかにヒトラーの独裁政権が強固のものだったかを思わせる。
ただ、暗殺を遂行するために強行手段に出ていて、特に終盤事実を確認せずに｢ヒトラーが死んだ｣という伝達だけで作戦を続行させていくのはやってることヒトラーと変わらない気がする。正しい信念というのが違うだけで、ヒトラーだってヒトラーなりの信念があってやっていたので人って紙一重で恐ろしい。
ゆっくりしてるところにいつも待機命令が出されてイラついている将軍が良い。