庶民ケーン

ゴジラ FINAL WARSの庶民ケーンのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

全28作品国内ゴジラ映画これにて完走!残りはハリウッド版ゴジラ(2014)を残すのみです。

これがゴジラ50年集大成、ゴジラの最後を飾る作品かと言うとそれには相応しくないと思うが海外志向な監督を呼んで作った新たなゴジラの形としては面白いと思う。

CGや特撮の造形のリアルさ、アクションの動きの面でのクオリティはこれまでのゴジラ最高峰ですし、敵怪獣が登場しても瞬殺されるのは残念ですが登場シーンも最高にカッコ良く、アクションのテンポもよく見やすいのでそこはさすがよくやるな~と思います。最初のマンダ戦も中々熱いです。人対X星人にシフトするよりは最後までああいうのをやってくれた方が特撮やCGのレベルは申し分ないし魅せ方は非常にうまかったので良かったです。

X星人は出るなら出るでもう少し設定やらなにやらしっかりして欲しかった。統制官が部下に一撃で殺されるっておかしいでしょ。種の数が少なくてそれをなんとかする目的でも地球に来たはずなのにどんどん仲間を見殺しにして道具扱い。おまけに最後は自爆。ただの間抜けとしか言いようがありません。

ゴジラ最後を飾る作品なのにゴジラは死なないし、俺たちの戦いはこれからだエンドなのは納得いかないなぁ。
庶民ケーン

庶民ケーン