bluetokyo

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.0
2024年1月14日 2:45~ テレビ東京 吹替え
ギフテッドの話。あるいは、俗に言えば、後半のセリフに出てくるが、宝くじに当たってしまった人の話である。いや、宝くじ以上の宝くじに当たった人、つまり、特殊な才能に恵まれた人のことである。宝くじは運で、もちろん、特殊な才能も運だが、才能の方は、運とは思われない。ただ、そういってしまうと俗っぽくなってしまうので、青春もの、あるいは、成長物語にしている。とはいえ、やはり、中身は、うらやむ才能があったらなあ、ということである。

簡単にあらすじ。
ウィルはハーバード大学構内の清掃員である。友人のチャックたちとつるんで、ケンカに明け暮れる毎日であった。ある日、廊下に問題が掲示してあったので、チャッチャッと解いて正解を書いておいた。

出題したランボー教授はびっくりして、正解者を探し、清掃員のウィルを突き止めた。

ウィルは暴力沙汰で裁判所にいた。明晰な頭脳ではぐらかそうとしていたが、もうダメっぽかった。
そこで、ランボー教授が動く。大学の研究に携わることと定期的なカウンセリングという条件で保釈された。
ただ、カウンセリングを引き受けてくれるものはなかなかいなかった。そこで、知り合いの心理学の講師、ショーンに頼んだ。

ショーンは引き受けた。ウィルはショーンのカウンセリングによって、まともになっていく。
ウィルは、両親がなく、義父に暴力を振るわれていたらしい。

彼女もできたが、家族のことでウソをついてしまい、結局、別れてしまう。

まともになったあと、就職のために、どっかに旅立っていくわけだ。

友人のチャックが、ウィルに言う。おまえが、20年後もオレらと同じことをやっていたら、おまえをぶっ殺すかもしれない。おまえは、宝くじを引き当てたんだぜ。オレらとは違うんだ。
ウィルにとってみれば、不良仲間であっても、頭脳が明晰だということはわかっているので一目置かれるわけで、ラクだったのかもしれない。

分かれた彼女も、ハーバード大学の女子学生というのも、なんか妙な話だな。
bluetokyo

bluetokyo