かつて謎の敵に襲われて父を亡くしたカーク（クリス・パイン）は成長し、エンタープライズ号に無断乗船する。バルカン星を襲う謎の敵との戦いで活躍するが、味方のバルカン人スポック（ザカリー・クイント）と対立し、一度は船を降ろされるカークだったが、スポックと協力し敵を撃滅しようとする。
10数年の月日を経ての再鑑賞。
映像は今でも色褪せずにSFアクションとして楽しめる。
時空を飛び越えての戦いが良く出来てて、いかにもJ・J・エイブラムスっぽい。「スター・トレック」というよりも、新しいSFアドベンチャーを観ているようだった。
自分は完全に「スター・ウォーズ」派だけど、十分に楽しめた。
ただ、氷の惑星でのクリーチャーとのアクションは要らなかったし、終盤はいまひとつ盛り上がりに欠けたような。
そして、割と人物描写の時間も長いんだけど、偉大な父親の存在に囚われるカーク、感情と理論の狭間で悩むスポックの人間ドラマは薄かった。
エリック・バナ、サイモン・ペッグ、ブルース・グリーンウッド、クリス・ヘムズワース、ウィノナ・ライダー、ジョン・チョー、アントン・イェルチン、ゾーイ・サルダナと出演者は豪華。
でも、無口な岩男キーンザーが好きだったな。
