やや

レミーのおいしいレストランのややのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まず!ちゃんと声優を使ってください…!棒読みすぎて気になる!
レミーは動きも声も可愛くてとても良かった!

ただ、姿形があまりにもネズミだから、諸々の衛生面が気になってしまったのと、大量のネズミがゾロゾロと走る様子は「ヒッ」と声が出てしまった。笑
アニメだしファンタジーだとわかっているのに微妙に拭いきれない嫌悪感…ごめんよレミー!
でも集団で消毒されたりバターでスケボーする様子は可愛らしかったな。

評論家に酷評はされたものの、店内にたくさんいるお客の中にはグスターさんの料理が好きで通っていた人もいるだろうに、自分が死んだあとに勝手に味を変えられて衛生問題で店を潰されて、もう跡を継ぐ人がいないのがちょっと寂しい。

リングイニも結局料理を覚えなかったのが残念。
操られるだけであんなに綺麗な料理が作れるなら言われたものを作るだけならできそうだし、コックとしての成長物語かと思ったんだけどウェイターになっちゃった!
ネズミも指示されただけでプロの料理が作れちゃう世界観だぞリングイニー!?もう少しやる気を見せろー!?

イーゴの記事はとても良かったなぁ。

『誰でも料理人になれる』。
この作品がもし生まれ持った境遇による差別等に対するメッセージを含めているなら、描き方がとても上手いと思うと同時に、少しでも嫌悪感を抱いた自分は結局価値観に囚われてるんじゃないかとか、でもやっぱり…なぁ…みたいなことまで考えてしまったり。

と、設定は面白いし可愛らしい作品だったけど、子どもの頃に観ていたら深く考えずにもっと素直に楽しく観れたのかなぁと、しんみりしてしまった。笑
やや

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