愛してやまぬピクサー再鑑賞。
「Mr.インクレディブル」シリーズを手がけたブラッドバード監督作品。
ピクサーは"相反した"存在を主軸に物語を構成するのが上手い。
心を持たないロボットに恋愛させたり
喋るはずのないおもちゃが喋ったり…
この作品は一流レストランの厨房とは"相反した"存在であるネズミが料理するアニメーション映画。
序盤、あまりのネズミの多さにギョッとするが健気に料理しようとするレミーを見ていると次第にその感情は"可愛い"に変わって行き、クライマックスは可愛いで溢れている。(冷静になって見るとマジでヤバいけど笑)
料理の持つ可能性、イーゴがラタトゥーユを食べた後に描く評論がこの映画の全てというか…とにかく料理に真摯に向き合っている映画だった。
幼い頃はコレットの事をお世辞にも可愛いとは思わなかったが今見返すとめちゃくちゃ可愛いな。
キスした後の変わりようがめちゃくちゃ良い。ブラッドバードは泣ける映画というよりか面白い映画を撮るのが非常に上手いので今作も例に漏れずめちゃくちゃ楽しかった。
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[この映画のBest俳優]
イーゴ
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆
