最も嫌われた脚本家「ダルトン・トランボ」の生涯を描いたヒューマンドラマ。
思想によって映画業界から邪険にされる時代があったなんて全く知らなかった。
共産主義がなぜ絶対悪とされていたのか、気になりすぎて調べてしまった。(多分習ってたんだけどな、1ミリも覚えてなかった)
いやしかしめちゃくちゃ面白かった。
才能の塊みたいな人は、外部からの抑圧でその才能を閉じ込めようとしても、完全に抑圧するなんて事は無理なんだな。
「ローマの休日」「ジョニーは戦争へ行った」など有名な作品に偽名で脚本を提出して賞をかっさらう。カッコ良すぎる。
時代の流れにより思想に対する理解が緩和された際、劇場にてエンドクレジットに自分の名前が再び流れるのをトランボが眺めるシーン、良すぎて痺れちゃった。
勉強になったし何より興味深い作品だった。映画作りしてる人や映画好きは絶対楽しめると思う。
__________________________________
[この映画のBest俳優]
ブライアンクランストン
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆