ゆきゆき

アクエリアスのゆきゆきのレビュー・感想・評価

アクエリアス(1986年製作の映画)
3.2
劇場に閉じ込められた俳優たちが気の触れた殺人犯に血祭りに上げられていく。展開は王道スプラッター映画だけど、随所に見られる映像美はダリオ・アルジェント直系のもの。舞台演出というシチュエーションを最大限に活かした殺人シーンは見物。

ゴアシーンもしっかり描かれており、好感が持てる。手を変え品を変えの凶器は、劇場にある大道具を使っているという辻褄合わせが地味に良い。

でも『アクエリアス』なのに殺人鬼は何故にフクロウ?密室の劇場を水槽に見立てて、籠の中の鳥とも重ねた?
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