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シェルブールの雨傘のharuのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
4.0
今、幸せ?

シェルブールに住むギイとジュヌヴィエーヴは、毎日歌っちゃうくらいの幸せカップル。ところがギイが2年間兵役に行くことになってしまう。ギイを待つと決めたジュヌヴィエーヴだったが、やがてギイと連絡が取れなくなり…

ジャック・ドゥミの代表作にして、カトリーヌ・ドヌーヴの出世作。
全編ミュージカルで(踊らないけど)、どんなに急いでいても「早くしなくちゃ〜♪ラララ〜♪」ってな感じで全然急いでないというか、常に優雅なフランス映画です。衣装やら美術やら、すべてがカラフルで可愛いのですが、カトリーヌ・ドヌーヴが本当にお人形さんみたいで可愛いです。そしてあの有名な曲…!すっごく良かったです。
ということで、てっきりテンション上がるハッピー映画かと思いきや…!ストーリーがまさかのほろ苦い展開。あんなラブラブだったのに…!あなたがいなかったら死ぬって言ってたのに…!2年くらい待ってやれよとは思いましたが、妙にリアルなオチではある。
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