Rio

弾丸ランナーのRioのレビュー・感想・評価

弾丸ランナー(1996年製作の映画)
3.8
   「人は何かに向かって走る」

SABU監督のデビュー作
男たちの命がけ追いかけっこアクションコメディ

安田(田口トモロヲ)は仕事でもプライベートでも何をやってもダメな奴と蔑まれ、見返してやりたいと銀行強盗を計画

      「やってやるよ」

安田は強盗へ行く前、変装するためのマスクを万引きしようとしたが、コンビニで店員の相沢(ダイヤモンド☆ユカイ)に気づかれ動揺し発砲してしまう
相沢はシャブ中で痛みを感じることなく、銃を奪い、逃走する安田を追いかける

さらに相沢に金を貸していたヘタレヤクザの武田(堤真一)と遭遇
武田は相沢を追いかける

武田→→→→→→→相沢→→→→→→→安田

ひたすら走る!走る!走る!
己の不甲斐なさを感じながら走る!走る!

走ってる時の呼吸って個性が出る
それすら面白い
SABU監督の音の使い方好き

当時の、車、商店街、コンビニも見てて面白い
給水ポイントのようなビールの試飲コーナー
しかも、まぁまぁな量
頭からぶっかけたり、こぼれちゃって飲めなかったり笑う

ランナーズハイ!
途中のエロい妄想くだらねー

伏線があって、あれがこーなってこれがこーでってどんどん繋がってくのが気持ちいい

回想シーンはちょっと中弛みに感じたけど、大杉漣さんの死生観を語るシーンがよかった◎

 「どう死ぬかじゃなくて、どう生きるかだ」
Rio

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