「人は何かに向かって走る」
SABU監督のデビュー作
男たちの命がけ追いかけっこアクションコメディ
安田(田口トモロヲ)は仕事でもプライベートでも何をやってもダメな奴と蔑まれ、見返してやりたいと銀行強盗を計画
「やってやるよ」
安田は強盗へ行く前、変装するためのマスクを万引きしようとしたが、コンビニで店員の相沢(ダイヤモンド☆ユカイ)に気づかれ動揺し発砲してしまう
相沢はシャブ中で痛みを感じることなく、銃を奪い、逃走する安田を追いかける
さらに相沢に金を貸していたヘタレヤクザの武田(堤真一)と遭遇
武田は相沢を追いかける
武田→→→→→→→相沢→→→→→→→安田
ひたすら走る!走る!走る!
己の不甲斐なさを感じながら走る!走る!
走ってる時の呼吸って個性が出る
それすら面白い
SABU監督の音の使い方好き
当時の、車、商店街、コンビニも見てて面白い
給水ポイントのようなビールの試飲コーナー
しかも、まぁまぁな量
頭からぶっかけたり、こぼれちゃって飲めなかったり笑う
ランナーズハイ!
途中のエロい妄想くだらねー
伏線があって、あれがこーなってこれがこーでってどんどん繋がってくのが気持ちいい
回想シーンはちょっと中弛みに感じたけど、大杉漣さんの死生観を語るシーンがよかった◎
「どう死ぬかじゃなくて、どう生きるかだ」