年上の女性ウンスと仕事を通して出会う青年サンユ。二人は惹かれ合うが、やがて別れが訪れる。別れ際の二人の温度差、追う者と追われる者、真の別れまでをサンユの家族を加え描いている。
竹の音、サンユの実家の佇まい、窓の外・上方から映し出されるサンユと父親のショット、ススキの音・映像・・等々、良かった。
気に入った台詞をいくつか。
キムチ漬けられる?
もちろん。
父さんが恋人を紹介しろって。
私、キムチ漬けられないから。
僕が漬けるよ。
なぜ愛が変わるのか?
バスと女は去ったら追うものじゃないよ。
ユ・ジテ演じるサンユが若い。
最後のウンスの表情は嫌いだが、女心が上手く現れている。
ススキの中のサンユの表情がいい。