さりさり

あぜ道のダンディのさりさりのレビュー・感想・評価

あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)
4.2
いい話だったなぁ!

不器用で堅物、見栄っ張りで冴えない中年男。
でも、どこまでも真っ直ぐで、心はダンディ。
妻を亡くしたシングルファーザー・宮田さんの奮闘記。

ちょっとした体調不良から、自分は癌だと思い込み、そこから起こる一悶着。
反抗期で会話のない子供たち。
でも何よりも大切な子供たち。
子供たちの旅立ちに奮闘し、強がり言って弱味を見せない宮田さんに、私自身の思いが重なり泣けた。

親友との「サシ飲みシーン」がほのぼの。
男の友情っていいね。

チョイ役が豪華。
え? これ、綾野剛だよね? え? マジで? って思った瞬間に消えた。笑
え? 藤原竜也がこんな役? 贅沢すぎるでしょ! って思った瞬間に消えた。笑

名バイプレイヤーの光石研が今回は主役に。
不器用だけど、とても愛おしかった。
この父親あっての子供たち。

あぁ、いい話だったなぁ!
さりさり

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