きんろー

サスペリアのきんろーのレビュー・感想・評価

サスペリア(1977年製作の映画)
4.6
芸術としてのホラー映画。

この映画がいかに芸術的かは最初の殺人のシーンに全てが詰まっている。ビビットな色使い、人の営みを感じさせない不気味な建物の造形、ゴブリンによる劇伴。これら全てが過剰なまでに演出されるがそれがうまく混ざって恐怖や不安を最高潮まで掻き立ててくる。特にゴブリンのサスペリアのテーマは圧巻。

何度でも見てしまう魅力を持った最高の一本。
きんろー

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