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くまのプーさんのkanaco4月末までお休み中のレビュー・感想・評価

くまのプーさん(2011年製作の映画)
3.5
世界中で愛される〈くまのプーさん〉が原作に基づき手書きアニメーションで復活🍯100エーカーの森に棲むハチミツが大好きなクマのぬいぐるみ〈プー〉と仲間たちの愉快だけど温かいまったりした物語。演出方法が豊富。音楽も優しい。「オッサンみたいな顔をしたプー」の表情が乱発していてそれも逆可愛い🤣(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

◆あらすじ◆
100エーカーの森で暮らしているプーさんたち。ある日、ロバのイーヨーのシッポが取れてしまいどこかへ失くしてしまいます。イーヨーのシッポを見つけたらクリストファー・ロビンからハチミツのご褒美がもらえることになり、プーさんたちは大張り切り。しかしそのうちにクリストファー・ロビンが謎の「スグモドル」に攫われてしまって??さらにプーさんはハチミツのストックが無くなってしまってお腹が空きすぎて大変なことに???あらあら大変どうしまよう😱💦そんなある1日の大事件を描いた物語。

❶世界中で愛される〈くまのプーさん〉が原作に基づく手書きアニメーションで復活

〈くまのプーさん〉は児童文学作家のアラン・アレクサンダー・ミルンの児童小説です。100エーカーの森に棲むハチミツが大好きなクマのぬいぐるみ〈プー/Pooh〉と、個性豊かな森の仲間たちの日常が描かれ、後にディズニーがアニメーションを制作し知名度を爆発的に上げ、今でも人々に最も愛されるキャラクターのうちの1人(?)…といったイメージです🤔

10年くらい前の話なので今はどうか分かりませんが、ディズニーリゾートで結婚式を挙げる友人にカタログを見せてもらった時、キャラクターを式に呼ぶ場合ミッキーやミニーよりもプーさんの方が価格が高くてビックリした記憶があり「人気あるのだなー」と思ったような…🙄

本作は原作に書かれた5つのエピソードに基づき、手書きアニメーションで制作された2011年バージョン。プーさん、クリストファー・ロビンはもちろん、ピグレット、ティガー、ラビット、イーヨー、カンガとルー、オウルというお馴染みのメンバーが、愉快だけど温かい、まったりした物語を紡いでいきます。

❷演出方法が豊富で視覚的に面白いし可愛い。音楽も優しい!

導入がアニメーションではなく実写から入ったところにまず驚きました。プーさんのアニメは、私は遥か昔に放送していたテレビ東京の『ミッキー・キッズ』内10分枠で放送されていた『新くまのプーさん(テーマ曲が有名な曲の方ではなく「プーさんいつもそばにいる 君と僕 仲良しくまのプー♪」みたいな歌詞だった方のやつ🤔)』しかみたことが無かったのでロング尺は初。こういう感じなのかとビックリ!

実写のぬいぐるみはグッズ化されたようなものではなく、もっと質素なテディ・ベア感。そこからアニメに移動はするも、手書きマップのような平面をクリストファー・ロビンが歩いて森の仲間たちに挨拶していくようなオープニングだったり、いつものアニメーションになったかと思いきや実は本の中の挿絵の中でプーさんの物語が進行したり、ナレーションとも会話をしたり、時には挿絵の枠から飛び出して文章と触れ合ったり…。絵柄も水彩画タッチだったり、チョーク絵タッチだったりと、表現がかなり豊富で視覚的に面白いです。

そしてミュージカルですが、優しい声でゆったりとしておりコミカルで穏やか。小さな子供達にも優しい楽曲たちばかりです。

さらに、プーさんが現代寄りのずっと可愛い感じではなく、私の記憶にある「オッサンみたいな顔をしたプーさん」がたくさん出てきてそこも楽しかったです。声もオッサンっぽいですが、表情もとってもオッサンなのですよね🤣「いや、何その顔😂」みたいなプーさんの表情が乱発していて、それが逆可愛いのです!

❸kanaco、〈癒し〉と〈狂気〉の狭間で苦悩する😂

これは、褒めているのですが…〈癒し〉と〈狂気〉の狭間で頭が混乱します🤣🤣🤣

アニメとキャラクターの絵柄、仕草や雰囲気はとても可愛くて温かくて、見ているととっても癒されます。一方、彼らの会話や行動はマジでドッチボールすぎて異次元な電波級。まともに聞いていると、私の頭が狂ってきそうに…😂

「ナニコレ~可愛すぎていつまでも見ていても、癒されてホッコリしちゃう~😌」と、「ナニコレ~こんな会話を60分も聞いていたら、私の気が狂ってきちゃうよ~😱」の、止まない波状攻撃っ!!

特に、プーとティガーとオウルの厄介具合がヤバすぎます。

🐻🍯🐝「みんな、イーヨーのしっぽをなんだと思っているのか…🤣しっかりと「絵本」の物語であることが分かる演出になっていて、キングダムハーツの〈プーさん〉のワールドや、ディズニーランドの〈プーさん〉のアトラクションが待機スペースも含め本ベースの造りになっている理由がよく分かったような作品でした😊」