ベビーパウダー山崎

キャプテン・ザ・ヒーロー/悪人は許さないのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

3.5
アラン・アーキンのスーパーヒーロー映画。自信(能力)を失ったアラン・アーキンがケイトスミスのGod Bless Americaを聞いてもう一度立ち上がるくだり、ばかばかしいのに泣いてしまった。アラン・アーキンが痛みや哀しみを受け入れてしまったときの覚悟の顔、なぜこんなにもグッとくるのだろう。監督のフィリップ・モーラがミュージカル要素も強引に入れ込んでいるのでアラン・アーキンはもちろん、敵役クリストファー・リーも良い声で歌いまくる。雑な映画だけど、作り手の情熱は伝わる。嫌いじゃない。