土偶

地球最後の日の土偶のレビュー・感想・評価

地球最後の日(1951年製作の映画)
2.5
古典終末ものを観よう月間で。
惑星衝突による地球滅亡を描く物語で後に続く終末もののテーマはすべて入ってるが、うーん。
絵に書いたような衝撃のラストにびっくりだー

他のユーザーの感想・評価

yamage

yamageの感想・評価

3.0
アマプラで
うんうん物語の基礎的展開
ロケットとか未来少年コナンだ
特撮は今見てもオオオってなった、すごい技術
ヘリコプターのシーンはリアル?特撮じゃない?すごいって思った
犬とか、、
宇宙服?制服?お揃いの茶色ポンチョがおしゃれ、今着てもいける
Ness

Nessの感想・評価

3.2
1950年代初め、宇宙船のイメージってこんな感じだったのかな...と新鮮な気持ちになれる映画。

今では定番となってしまった災害もの映画に属する内容。ミニチュアや絵の背景を使ってなんとか表現しようとしているのが微笑ましい。

鉄そのままのような銀色オンリーの機械ってこの時代では結構出てくる気がするけど、それも当時はかっこいいデザインに思われていたのかな〜。
syuhei

syuheiの感想・評価

2.5
1951年のルドルフ・マテ監督作品。原題は"When Worlds Collide"。

天文台の観測で惑星ベラスとザイラが1年後に地球に衝突することが判明。科学者たちは40名の人間と家畜などを乗せた現代版ノアの箱船とも言うべきロケットで地球脱出を計画する。最後の日が近づくにつれ人々はロケットへの搭乗をめぐり暴徒化する。恐るべき惑星衝突は目前に迫っていた…。

なにしろ70年前の映画、人類が実際に月へ行く前のSFなのでいろいろ珍妙なところや限界を感じるところはあるが、それでも初期Dooms Dayモノとしてはそこそこ面白い。

莫大なロケット建設費の半分を出資した独善的な億万長者の老人が善良な科学者から説教を食らうシーンは、ここ数年で人類に宇宙旅行の道を拓いたのがいずれも"理想主義の億万長者"だったという現実と対比すると面白いなー。

いちおう原作にもとづいて"After Worlds Collide"という続編映画も計画されたらしいが、資金難でお蔵入りになったそうな。 https://en.wikipedia.org/wiki/After_Worlds_Collide

面白いのは、脱出ロケットに乗り込んだ40人が全員修道士のローブのようなトンデモ宇宙服を着ているところ。こういうあたりもノアの箱船になぞらえたんやろなー。

https://twitter.com/syuhei/status/1460961300268269569?s=20
at

atの感想・評価

3.5
ノアの方舟。綺麗にまとまっていて、特撮シーンも年代を考えれば良い。脚本家の人間観(主張)が溢れ出た作品でもある
古典SF映画。70年前の作品。

まだ人類が宇宙へ行く前に作られた作品ながら、当時の発想力で描かれた宇宙の世界感は悪くない。

異星人的なSFではなく、地球から脱出する人々のヒューマンドラマ。
人間の業の深さは70年前から変わってないね。

「ディープインパクト」や「アルマゲドン」といった大作SFは、本作のようなインスピレーションがあったからこそ作られたんだろうな、と思いながら鑑賞。

淡々と物語が進むので眠くはなるが、予想より楽しめました。
特撮は良かったです。妖星ゴラス的なノリ。肝心の新天地が絵なんよ。絵じゃん。

昔のSFやったらこんなノリでもしゃあなし

終末モノの先駆けなんですね。

古典に敬意を払うタイプだけど、これは面白くは無いですね。
Naru

Naruの感想・評価

3.5
内容の割には悲壮感はほとんどなく、全体的にほのぼの感さえ漂う。設定や科学的記述などは無茶苦茶で、1952年のSFとしてもちょっとデタラメすぎるような気もするが、後味はそんなに悪くない。
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

3.5
宇宙人や怪物とのドンパチが一切無いので、SFというよりは古き良き時代の空想科学映画といった方がピッタリの作品。
大型惑星の接近のため地球が壊滅する事が判明し、未知の小惑星に選ばれた者達が脱出するというノアの方舟未来編とも言うべき話。最後まで心理ドラマの要素があり、なかなか面白かった。
ハリウッド全盛期のものらしく取って付けたような恋愛小芝居や、多数のエキストラを含め有色人種が一人も出てこないなど、今では考えられない演出が少し不気味でさえある。ヒロイン役バーバラ・ラッシュの上品な美しさは良かったけど。
50年代前期の作品にしては、地震や津波などの特撮はリアルで良く出来ていたと思う。しかし、肝心なラスト・シーンの新天地の描き方があまりにも手抜きでガッカリ。
あそこにもう少し予算を使って欲しかった。惜しい!
今から70年前の映画です。
な、70年前っ⁈とビックリしてしまうのだが、古き良き特撮SFといった感じで。

地球に巨大な惑星べラスとザイラが、衝突コースを辿りながら近づいていることがわかる。
急ピッチで地球脱出のロケットの建造が始まる🚀

搭乗できるのはわずか40名。
衝突までのカウントダウンが始まるまで様々な人間模様が描かれる。
くじ引きするんだけど、意外と雑。
屋根の上にいたBOYや、彼女がくじに外れたカップルを2人ともオッケーにしちゃったり 笑

ザイラが接近した時のガガーンッと床を突き上げるようなシーンが迫力があって良かった。津波が押し寄せるミニチュアとかもGOOD。
aqua

aquaの感想・評価

2.5
最後予算無かったん?っていうぐらい雑www背景が絵とか初めてだよ。
円谷プロにお願いして!
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3.3

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