はせきょん

マレーナのはせきょんのネタバレレビュー・内容・結末

マレーナ(2000年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

官能的かつ映画の色彩が細部にわたり自分の心を震わせる作品でした。
マレーナの壮絶な境遇の中にひとりの少年の片想いが交差する物語が本当に甘酸っぱい。
美しいすぎる彼女が男の欲望と女の嫉妬にそして時代に狂わされる、その演出に感動。
そしてレナートは少年時代の恋を終わらせる。
最後のシーンのレナートがマレーナを「自分の奥底に咲く花」と表現したのが洒落てる。
官能的なシーンも良く、男の色欲を唆る
そしてマレーナの漂う妖艶さに人々は狂うあたり男の醜態、女の嫉妬に恐怖を感じる。
でも1番良かったシーンは好きだった夫と共に歩くマレーナのシーン。
じーんときた、幸せになれたのだと感動しました。