にい

美女と野獣のにいのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.7
何度も見たけど、ディズニーランドのアトラクション乗ってまた見たくなり再視聴。
やっぱすごいねディズニー。

美しく賢いが変わり者な町娘ベル。
(知的好奇心の塊でクセつよ美女)
見た目も言動もヴィランのような野獣。
(荒っぽいけどメンタル弱めウブ王子)
イケメンだが知性0、でも街の人達からは人気なヴィランガストン。
(愛すべきただの筋肉おバカ)

ちょっと登場人物にクセがあって、それがストーリーに深みを出してくれるのが良い。

特に野獣とガストンは、どちらも「(昔は)自惚れ気質で、野蛮でベルから嫌われてて、でも付いて来てくれる人達は周りに沢山いる」という点は同じで、そんな2人が相対するのがとても面白いと思う。

ミュージカルパートも全曲良くて、特に野獣とベルがダンスホールで踊るシーンは、背景に3D技術を取り入れていて、大胆なカメラワークがすごく目を惹く。
(ディズニー初のCGアニメーションだったらしいが、今見てもそう思えないくらい綺麗に出来てるのが更にすごい)

一点だけ微妙なとこを挙げるなら、野獣が人間になったシーンがちょっとズッコケ感があるところ…笑
野獣姿にだいぶ愛着が湧いてたし、しかも人間の姿が若干カメラ写り悪く、ナヨっとした見知らぬ男なので「エッ…エェ…」ってなってしまう。

でもみんな元に戻って結ばれてハッピーエンドなので良かった良かった。

(けどランドのアトラクションの方でも、ガストン出て欲しかったな〜!「強いぞガストン!すごいぞガストン!」して欲しかったな〜〜!)
にい

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