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ロベレ将軍のyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

ロベレ将軍(1959年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

さっきアマゾンプライムで見ました。

"ネオレアリズモ"映画と呼ばれた映画の2大巨匠:ロベルト・ロッセリーニとヴィットリオ・デ・シーカが唯一協働で製作した本作です。 

第二次世界大戦末期の1943年、厳しい時勢と情勢の中でエマニュエーレ(エマヌエーレとも)・バルドーネがある家族の息子を釈放させる為にドイツの軍人・ヴァルターに賄賂の大金:10万リラを渡す必要として宝石のサファイアを色んな街の人達に押し売りで金を騙し取ろうとし、賭博に手を染めたペテン師は遂に悪事がバレて、バルドーネと親しく顔見知りになってたナチスの将校・ミュラー大佐は無罪放免と引き換えにロベレ将軍に成り済ませてパルチザンのリーダー・ファブリッツィオを探らせる為にバルドーネをミュラー大佐のスパイとしてミラノの刑務所に送り込ませるストーリー。

エマニュエーレ・バルドーネをロベレ将軍やと信じ込んだ受刑者達や刑務官達や誰も疑わず、ロベレ将軍に成り済ませたエマニュエーレ・バルドーネ役を演じたヴィットリオ・デ・シーカの演技が凄くて良かったです。

パルチザンのリーダー・ファブリッツィオはどいつがファブリッツィオなのかが心残りでしたが、良く手掛けた作品で最高でした。