中学一年生の時で、初めて有楽町で映画をという事で思い出深い作品のうちの一本。当時の古い丸の内ピカデリーで観賞。この頃って、別に夫婦のあり方なんて考える年齢でもなかったから良いとか退屈とかよくわからなかった。けど、必死にフレンチトーストを調理できる様に努力している父親役のダスティン・ホフマンは良き父親と思えていたのだが....、妻役のメリル・ストリープに出て行かれて会社の同僚をお持ち帰りする所は微笑ましくもあったね。また、息子がジャングルジムから転落して病院に担ぎ込むシーンで必死に病院に担ぎ込む所なんか、子供ながらジーンときてしまったっけ。最後に裁判に負けて親権を持っていかれてしまう所にやるせない感、ラストシーンのメリル・ストリープの乗るエレベータの扉が再度開くのに少しの期待感があったりと音楽も印象的な良作ドラマであったね。
