ダコタ・ファニング目当てで観ました。←ストライクゾーン広いな。
前半1時間は完璧でした。
孤独と孤独が出会い、傷の舐め合いとは違う、お互いがお互いを必要とし合う関係を多くは語らずシーンの積み重ねで充分な説得力を持たせてくる展開。同ベクトルの「レオン」に勝るとも劣らぬ良作の予感がしたのでありますが。
後半が、個人的にはアウトコースのボールでした。
ラストをああ落とすのであればせめて復讐ではなく、最後まであきらめない体でデンゼル・ワシントン無双が観たかった。
無論、いずれにせよ人を殺していい理由なんてどこにもないのでありますが、そうはいってられないこの世の理不尽さと万能では決してありえないニンゲンの業も受け入れなくてはいけないものではあるとは思うので、そのへんの諸行無常さをできれば出していただければ個人的には満点レベルのクォリティだったように思います。惜しい。というかくやしい。
そういえば最近エルたんの映画を観ていないなあ。
リサ役のラダ・ミッチェルが無駄にエロいのはどういうことか。全シーンエロい。全カットエロい。あんなにエロくする意味があったのか。一児の母がそんなに背中とか肩とかバンバン見せちゃいけませんけしからんありがとうございます。