HidekiAndo

マイ・ボディガードのHidekiAndoのレビュー・感想・評価

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)
3.8
中南米では 60分に1回 誘拐事件が起きている
その70%は 生還出来ない

用心棒で財を成したレイ(クリストファー・ウォーケン)を訪ね、メキシコシティにやって来た、対テロ部隊の元軍人クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、彼の紹介で自動車の部品工場を経営するサムエル・ラモス(マーク・アンソニー)の娘ピタ(ダコタ・ファニング)のボディガードとして働く事に。
ピアノの稽古の帰りに賊の襲撃に会い、ピタが誘拐されてしまい、クリーシーも撃たれて重症を負ってしまう。

クリーシーはピタを救い出す事が出来るのか.....?

そーいや観れるんだ!と思い、初プライムビデオにて。
何となく観れていなかった『トニー・スコット デンゼル・ワシントンのコンビ』の、きっと間違いないであろう作品を。
やはり間違いなかったです。

ピタによって変わるクリーシーの様子~の、ピタの為に正に『鬼となる』デンゼルの演技は、素晴らしいです!
監督特有の『コラージュ調映像』は、かなり多目ではありますが😏、相変わらず良いアクセントとなってます。

ピタとの特訓からの水泳大会のシーンは、ベタですがグッときますし、こっちも観てるだけで嬉しくなる、ステキなシーンでした。
その反面、痛々しいシーンはちゃんと痛そうに作られ、メキシコの『闇』もしっかり描く、その振り幅が良いですね。

ハッピーエンドでは終わらないエンディングも、男気タップリで良い感じです。
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