mikoyan358

ポロック 2人だけのアトリエのmikoyan358のレビュー・感想・評価

2.5
2010/10/7鑑賞(鑑賞メーターより転載)
アメリカを代表する現代画家ジャクソン・ポロックの半生を、自ら主演・製作そして監督まで務めたエド・ハリスが熱演。特に、直接描くのではなく絵の具を垂らすという独特の画法を、エド自身がカメラの目の前でまるで本人であるかのように闊達に再現しているシーンは思わず見入ってしまう。自らの芸術が"本物"なのか悩み、やがて酒に溺れて自堕落な生活を...という突飛な才能を持った人物特有の展開、およびポロック自身の個性に特に強烈な印象は持たなかったが、本人が降臨したかのような筆使いだけは観る価値が十二分にあったと思える。
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