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これは失敗だった。
前作を観てからあまりにも時間をあけ過ぎたようだ。
好きなシリーズなので、最終作をお楽しみでとっておいたのが裏目に出た形だ。
前作の内容をすっかり忘れている！
だから、冒頭から物語についていけない。
あんたら、今何してんの？状態だ。
登場人物の相関も全く理解できない。
お前、誰やねん！状態だ。
実に由々しき事態である。
この事態を打開すべく、決死の覚悟で最期まで観てみた。
すると、なんとなく分かったような気になって、面白かったような気になった。
やれやれだぜ。
「ドラゴンタトゥーの女」のような分かりやすい謎解きミステリーではなく、様々な組織や人物が絡み合って、誰が敵で誰が何をしようとしているのか等が僕には分かりにくく、とても難儀しました。
お楽しみをとっておくという癖も考えものだ。
そういえば、ご飯を食べる時も好きな物は最期に、というタイプである。
さほど好きでもない物を最初に食べまくり、お腹一杯になって結局好きな物を食べられない、という苦難を幾度も経験している。
どれだけ、悔し涙を流してきたことか。
3日前もそうだ。
世の理不尽と自分の不甲斐なさに流れる涙を押さえる事ができなかったのだ。
これは、そんな作品である。
（全然違うよ）
