大阪ガス

仄暗い水の底からの大阪ガスのレビュー・感想・評価

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)
2.5
ストレスでヒステリックになった母親が勝手に狂っていったようにも見える。

ミツコのじっとりとした視線の様な、あるいはミツコの後姿が突然入り込んできそうな、黒木瞳を遠巻きに映す不安を煽るカメラが多用されたり、扉から出てきたのが郁子ちゃんだった!のシーンはゾッとしたが、貯水槽を凹ませる怪力やどアップのタックル、濁った汚水でエレベーターシャイニングなどのパワフルなミツコには笑ってしまった。

視聴後に自宅で水道を使う時に少し嫌な気持ちになったので、生活に根ざした部分を攻めてくるホラーは後を引くなあ。
大阪ガス

大阪ガス