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バベットの晩餐会のwandaのレビュー・感想・評価

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)
3.5
19世紀、デンマークの小さな小さな漁村が舞台。ある日、老姉妹のもとに、フランス人の女性バベットがはるばる来た理由とは?話は姉妹が若かった頃にさかのぼって…


料理は人の心もからだも満たし、豊かにするというのが本当に伝わる映画だった。なんか、しみじみといい。語彙力皆無ですみません(笑)
質素で慎ましい日々の生活。老姉妹は、路頭に迷うか死ぬところだったバベットを迎え入れる。そして、14年の月日。
村のじいさんばあさんは、バベットがふるまうフランス料理なるものが未知のものすぎて、恐々してたのコメディみたい(笑)まぁ、あの時代であのようなところでは一流のコース料理など知らないよね。
この晩餐会は誰にとっても素晴らしい時間だったろう。

「いいこと」の連鎖ってか、まわりまわって、みなをハッピーにしていく。それが大きかろうが、小さかろうが、素晴らしいことよ。
たとえば、自分のお金(大金)を他人のために使える心の広さ。そういう思いが大きく育つには、周りにいる人からの影響が当然あるわけで。
天国に持っていけるものは、他に与えた分だけ。という台詞があったけど、「はぁー、納得」って思った。




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