このレビューはネタバレを含みます
亡くした夫の故郷に子供と2人きりで引っ越してきたシネ。 周りからは少し嫌われながらもピアノ教室をやりながら過ごしている時に息子が誘拐される。
昔の映画だからなのか、電話のシーンで相手の声を入れてないところが気になりました。会話を想像させるため?
周りに友人も居らず、唯一頼れそうな男性も頼りにならず孤立。 母親の必死さと強さを感じた。だが、強そうに見えを張っているだけで実は全然そんなこと無かったのが人間らしい。
そんな中、最初は信じていなかった神の存在を、息子が亡くなったことがきっかけで縋るものを見つけたシネ。一筋の光のようだった。
見終わってみて所々分からない部分があったが、主演のチョン・ドヨンの演技が凄かった。 精神崩壊したような様子に心を掴まれました。
神に救われ、神に苦しめられた話だと思いました。