重厚でじっくりと進むストーリーは余白が多く、多くを語らない映像表現が深みを存分に出している。
特に誘拐関連のシーンは説明的な表現を用いることなく葬式まで描かれており、突きつけられた悲しみが深く刺さっ…
自己矛盾に立ち向かう物語
事件後はひたすらに、シネは自己矛盾に陥って苦しんでいるように見えた。自己矛盾を引き起こす二項対立のテーマを複数描きながら、ドラマも疎かにしない脚本は見事だった。終盤の美容…
テーマのせいもあってか、ただただ救いのない話という印象で終わってしまった…暗い雰囲気のなかでさらに観衆を突き落としてくるような作家性が好きだったが、今作にはその要素を見いだせず。ソン・ガンホの飄々と…
>>続きを読む夫を亡くし希望を失ったシネは夫の故郷で人生の再出発を。
ベースにあるのは悲劇からの再生、希望ではなくリアルを見せてた。
チョンドヨンの演技の凄さから目が離せない、心境をずっと考えながら観てしまうほど…
4K版と感想同じです。
イ・チャンドン監督作品が4Kでリバイバルされるシリーズで上映されていたので鑑賞。
ドキュメンタリー見てすぐに鑑賞したので、解説もあって理解が進んだ。逆にいうと、何もないと少…
もの凄い映画だと思います。
太陽(日の光)が救いのメタファーとして描かれています。太陽は物理的に特別何かをしてくれるわけではないが、上から全てを照らしてくれる。人間にとって何よりの救いとは、自分のこ…
子供を殺された母親が神への信仰と恨みの間で揺れ動き、結局は神への冒涜とされる行為を犯していくのが完全に精神が崩壊していてなんとも救いきれない感じが実に悲しい。
印象的だったシーンは殺人犯に面会しに…
疲れた。。。。。。。
それにしても畳み掛けるような不幸。
思ってたより宗教ってなんだろうって話が絡んできてビビった。
滑稽に見えるけどああやっておばさんたちで集まってやんやする、とか婦人会的なコミ…
『韓国映画 この容赦なき人生』から
亡くなった夫の故郷で暮らすために地方都市ミリャンに引っ越してきたシネ(チョン・ドヨン)は、そこで1人息子を誘拐され、更には殺されてしまう
そこからの魂の彷徨いを…
面白かったー!
神を信じる辺りまでは少し退屈だったけど神に怒りを覚えてからが面白かった。
ドヨンさん今まで見た中で一番綺麗に感じた。とても美しかった。可愛かった。
ほんとこの方はこういう役が似合う!…