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暴走パニック 大激突のRenkonのレビュー・感想・評価

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)
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徹頭徹尾飽きることの無い85分。先が見えそうで見えねぇ85分。止まらない疾走感!最高すぎるでしょう!

まず、銀行強盗しようとする銀行が実名(第一勧業銀行、今のみずほ銀行だよ!)なのがいい。そこで舎弟が「(逃げ道)がこうこう、有るから…こりゃもろうたようなもんだぜ!」と言うあたり。今じゃ絶対できね〜!

苛烈に生きる渡瀬恒彦も良いけど、虚勢を張りながら同期の上司にへつらう様も見せる拓ボンが人間味たっぷりで良い。

そんな拓ボンや室田日出男も絡みまくる、ラストのパニックっぷりが本当にパニックで、訳わからなくて最高。

やはり女の心を掴むには自分の命をどーんと預ける覚悟の金が必要で、トイレで1万といったケチな金じゃ簡単に身を滅ぼすのだ。
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