このレビューはネタバレを含みます
近未来のアメリカを舞台に、ギャングに惨殺された警官のマーフィーが、警察を買収した大企業が開発したロボット警官の実験台にされたことで、治安最悪の街で正義の執行人となる話。
ポール・ヴァーホーヴェン監督らしい容赦ない暴力描写や、企業を風刺したような話運びなんかは結構面白くて、
マーフィーの記憶がちょっと戻ってきて、自分を殺したギャングたちを処刑するあたりの終盤の展開は目が離せなくなった。
マーフィーが殺されるシーンを筆頭に、今見ると結構攻めた描写が多かったように思えた。
それと、ロボコップが終盤に相対する警備ロボットのどこかぎこちない動きのCGが、当時の全力感があって良かったな。
最後はきっちりロボコップが大企業に潜む黒幕を処刑するので、締まり方は良い感じ。