いやよセブン

ヤコブへの手紙のいやよセブンのレビュー・感想・評価

ヤコブへの手紙(2009年製作の映画)
5.0
レイラは終身刑で服役していたが、恩赦で保釈される。
行くところがないので、監察官の紹介で、年老いた一人暮らしの盲目の牧師ヤコブ宅へ行く。
仕事は毎日来る手紙を読み、返事を代筆して出すことだった。
ひねくれ者のレイラは恩赦を嘆願したのは牧師と思い込み、偽善だ、と面と向かって非難、そんな自分に嫌気が差し、自殺しようとするが踏み切れない。
そして手紙が来なくなり、ヤコブは自分の務めが終わってしまったと嘆く。
可哀そうに思ったレイラは・・・。
静かに感動が押し寄せるいい作品です。