ぬーこ

ソナチネのぬーこのネタバレレビュー・内容・結末

ソナチネ(1993年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

監督・脚本 北野武
音楽 久石 譲

面白かった、そして冒頭からずっと頭に残るあの不協和音。寝ても流れてきそう笑

画面、色、音楽、アートとしても楽しみつつ話の面白さも申し分ない。

任侠映画は映画館で観るとさらに良いと思った。今まで観た仁義なき戦いやゴッドファーザー等のヤクザに慣れたせいもあり、今までよりもさらにカッコよく清々しい気持ちで見れた

ナポレオンフィッシュの額に槍がぶっ刺さったポスター
たけしらヤクザが紙相撲やその真似事、落とし穴、花火、沖縄舞踊、フリスビーと暇を持て余し、思いつく限りの娯楽を楽しむところ微笑ましい。だがポスターの通り、沖縄での死を予感を拭いきれないまま話は進む。

若かりし頃の大杉漣、寺島進、勝村政信が登場。勝村政信なんて本当に若い舎弟。
そしてヒロイン、ちょっと国仲涼子っぽくて良かった。ガジュマルの下でのボインはエロさを超えて爽やかさがあった

○シーン
借金を中々返さないをクレーンで吊るす。許してくださいよーと叫ぶ男を2回浸けて殺す。1回目の後、「なんだ。まだ生きてるじゃねぇか。」

海岸沿いの離れに避難する際の闇夜と車の眩いハイビーム

○セリフ 
死ぬことが怖くないのね
→死ぬのが怖かったらなあ、死にたくなっちゃうんだよ(物語の結末を予感させる)


2021.115
ぬーこ

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