このレビューはネタバレを含みます
ベジタリアンを貫いたデヴィッド・ボウイの生涯中、最も麗しい姿が映像保存されていることに感動。
当時29才のボウイが、文字通り肢体のすべてを晒している。眼福×∞。
開始早々、すっごい勢いで落ちてきたのは、見目麗しい男トマス。地球で目的を果たしつつ、家族のもとに帰りたいという思いに苦悩する姿も美しい。
粘液の中で繰り広げられるエイリアン同士のSEXシーンも想像力を掻き立てられるし、クスッとなる。
牛若丸と弁慶が登場するのも日本贔屓のボウイの影響なのかな。
デヴィッド・ボウイ。時が流れても若さを保つエイリアンという役柄がしっくりくる。妖艶で実に魅力的。
原作:ウォルター・デビス『地球に落ちてきた男』パンフレットは宝物。